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きつねがわらった あらすじ


0556 きつねがわらった 投稿者 nihonnotakara1982 

きつねがわらった あらすじ

むかしむかし、岡山の美作のある山の小さな峠に一軒の茶店がありました。店では腰痛(こしいた)のお爺さんが無理をしいしい、店に出す饅頭作りに精を出しておりました。そうして裏山では働き者の孫娘のおさとが薪拾いに一生懸命でした。
(薪を背負子一杯に積み上げるおさと)
「ようし、これくらいでええじゃろ。」
やがて、日も昇る頃になると大きな荷を背負った人たちがひっきりなしに店の前を通ります。おじいさんもおさともお客さん達に気持ちよく声をかけました。
「はーい、おまちどうさま。」
「おい、こっちはまだか?」
「はい、ただいま。」

「のう、じいさま。おさと坊が働きもんで大助かりじゃのう。」
「ああ、おさとが働いてくれるんで助かる。」

やがて日が西の山に傾く頃になりました。

飛脚「えっさ、ほいさ、えっさ……。」
「さあ、飛脚さんも通ったで、もう店を閉めようかのう。おさと。」
「はーい、おじいさん。」
いつものように足自慢の飛脚がかけ声も威勢良く走り抜けて行くと、もう峠を通る人はいなくなるのでした。おさとは峠から見る夕焼けが一番好きでした。峠の夕焼けの中に立っていると、一日の疲れもすっかり抜けていくのでした。
おさとがうちに入ろうとした時のことです。峠の道を登ってくる者がおりました。
おさと「今時分、どなた様じゃろう?」
近づいてきた人はなんと槍をもった髭もじゃの武者修行のお侍さんではありませんか。
「おほん、これ娘ご。お茶と饅頭をくれ。」
「は、はい………。(お茶と饅頭をお盆に載せてくるおさと)おまちどおさま。」
「おほん、かたじけない。」
(饅頭とお茶を頬張るお侍)
「なかなか旨かったわい。これ、娘ご。腹ごなしに自慢の槍さばきでも見せてしんぜようかの?」
「は、はい……。」
(槍をもって立ち上がり、槍さばきを披露するお侍)
「そりゃー、はあー。」
お侍は自分で言うだけあってなかなか槍さばきが上手でした。
「うわあー。すばらしい。」
(手を叩いて喜ぶおさと)
「おほん、そんなに喜ばれるのでは、もう一度見せてしんぜよう。かーっ、ほほほーっ。」
「まあ。……あら?」
(お侍の頭からキツネの耳が現れる)
ところがお侍が槍の形に夢中になっているうちに、耳がぴーんと立ったり目がぎょおっとつり上がったり、顔がぐーっと三角になったり。そのうちしっぽまでぴょんと飛び出してきました。

おじいさん「どうしたんじゃ、おさと?」
「おじいさん、お侍さんのあの踊り、見て。」
(キツネの姿に戻っているのも気がつかないお侍)
「いやーっ、とおーっ。」
おじいさん「今時分客だとは変だ変だとは思っていたが、やっぱりキツネか。この性悪ギツネめぇっ!!」
(そういっておじいさんはキツネを叩きのめそうと棍棒を振り上げた。あわててそれを止めるおさと。)
「おじいさん、待って。別段悪さをしているわけじゃないんじゃから。ね。」
おじいさんはおさとにそう言われてしばらくキツネのおかしな技を見ておりました。
「なんじゃあ、あれは…。技に夢中になってしっぽの出ているのも気付かんでおる……。はははは。間の抜けた奴じゃ。」
「ふふふふふ。ほんにまぬけなキツネさんじゃの。」
キツネは見破られているとも知らず、技を一生懸命二人に見せてやりました。おさとはおかしくておかしくておもわず吹き出しそうになるのをおさえるのが大変でした。
「おほん、今日はことのほか満足じゃったわい。おほん。ああ、暑い暑い。汗をかいたわい。」
「あぁ、おさとお侍さんに手桶を差し上げなさい。」
「はーい、さっそく。(たらいに水を入れてお侍の前に出す)ささ、お侍さま、お疲れさまでした。」
(水に映った自分の顔を見て驚くお侍ギツネ)
「な、な、なん…、なんだぁ、こりゃあ…。キツネになってる。ぎゃー、わー恥ずかしいー。」
キツネは水桶をひっくり返してあわてて山の中に逃げて行ってしまいました。
(その様子を見て笑い合うおさととおじいさん。)
「ははははは。」
「あはははは。」

その夜、おさととおじいさんは今日来たキツネのことを思い出しては笑い、思い出しては笑いでなかなか寝付かれないくらいでした。

そうしてまた峠の朝は早くからはじまりました。いつものようにおじいさんは饅頭作りの準備にかかり、おさとは裏山へ薪をとりに出かけました。
「さあ、このくらいでええじゃろ。」
そうしていつものように薪を背負って帰ろうとすると……。
「おさとさん……。」
とどこからかおさとを呼ぶ声がします。おさとはあたりを見回しましたが誰もいません。
「おさとさん、おさとさん、おさとさん。」
声は林のあちこちから聞こえてきました。
「はて?誰じゃろう?」
「ふふふふ、まあだわからんかねぇ。おさとさん。ふふふふ。」
「ああっ。その声はゆんべの……。」
「そうじゃそうじゃ。おさとさん。ゆんべのキツネじゃが。化け損ねたまぬけなキツネじゃよ。ゆんべはおかしかったなあ。ははははは。」
「ふふふふふ。あはははは。」
おさとはキツネの笑い声を聞いているうちに、その笑いがあんまり面白いので、自分も一緒になって笑い出してしまいました。
「うふふふふ。」
「はははは。」
「あはははは。」
「ははははは。」

「おさとさん、これでお別れじゃあ。」
「どうして行っちゃうの?」
「ははははは。」
「どうしてお別れなの?」
「はははは。わしは化けるのに失敗したからじゃ。おさとさんがあんまり槍の芸を喜んでくれたんでついつい夢中になってしまってな。化けることを忘れてしまったんじゃ。大失敗じゃった。われわれは失敗するとその山には住めないことになっているんじゃ。ははははは。」
「さよならー。お元気でー。」
「はははは。ははははははは…。」
キツネは笑いながらこの山を去って行きました。化けることに失敗したキツネは別の山に住まなければならないのが、キツネの仲間の決まりだったそうです。おさととおじいさんはいつまでもこのキツネのことを忘れませんでした。

きつねがわらった あらすじ 引用元
http://plaza.rakuten.co.jp/picco6/diary/?ctgy=1



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か行 | [2011-12-15(Thu) 10:06:30] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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