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地獄のあばれもの 


0074 地獄のあばれもの 投稿者 nihonnotakara1976



むかしむかし、ある町に一人の医者がおりましたが、人の病を治すどころか、自分が病にかかって死んでしまいました。
 死んだ人は三途(さんず)の川を渡り、あの世へ行くのですが、良い行いをした人は極楽(ごくらく→天国)に、悪い行いをした人は地獄(じごく)に行くのです。
 そして極楽行きか、地獄行きかは、えんま大王が決めるのでした。

 医者は、えんま大王に言いました。
「大王さま、わたくしめは医者でございます。生前(せいぜん→生きているとき)は、人々のお役にたったのでございます。どうぞ、極楽へやってくださいませ」
「こら! うそつきめ。お前はにせ医者で、悪どくもうけおったではないか」
「そんな、めっそうもない」
「だまれ! わしに口答えする気か。お前は地獄行きじゃ!」
 医者は鬼につまみあげられ、ポイッと放り投げられてしまいました。
「ヒャァーーッ!」
 落ちたところは、地獄へと続く道でした。
 医者は覚悟を決めると、かたわらの石に腰をおろしました。
「どうせ地獄行きじゃあ。だれか、道づれが来るのを待とう」

 さて、次にえんま大王のところへ来たのは、山ぶしでした。
 山ぶしは、えんま大王の前に進み出て。
「せっしゃは、人助けの山ぶしというて、世間のわざわいをとりのぞきもうした。間違いなく極楽行きでしょうな」
「うそをつくでない! お前は神仏のたたりじゃというて、なんでもない人々から金をまきあげたじゃろ!」
「と、とんでもない」
「お前は、地獄行きじゃあ!」
 山ぶしも、ポイッと放り投げられました。
 地獄への道では、医者が待っていました。
「やあ、あんさんも地獄行きで? これで二人になったが、もう一人いれば心強いなあ」
 すると山ぶしも、腰をおろして、
「どうせ地獄行きじゃ。あわてる事はない。もう一人来るまで待とう」

 さて、次に現れたのは、かじ屋の親父です。
「大王さま、おらは百姓(ひゃくしょう)のカマやクワをたくさん作って人助けしました。極楽行きでしょう」
「お前は鉄にまぜものをして、なまくら道具を売ったな! ほら、ちゃんとえんま帳(えんまちょう→生前の罪を書きとめるとされる帳面)に書いてあるわい」
「まぜものをしないと、安くはなりません。安くねえと、貧乏人には買えません」
「口答えするでない。地獄へ行け!」
 かじ屋もポイッと放り投げられ、地獄への道までふっとんでくると医者と山ぶしが、ニコニコ顔でむかえました。
「これで三人」
「では、ぼちぼちまいりましょうか」
 そんなわけで、三人は連れだって地獄の入り口、地獄門につきました。

続きは

あらすじ引用元 福娘童話集
http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/05/13.htm


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さ行 | [2012-01-05(Thu) 12:37:14] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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